Closed Test Proの仕組み
実際に進める順番どおりの全体の流れです。APKを配ったり、個人のメールアドレスを12件集めたりする必要はありません。
まずGoogleが求めていること
2023年11月13日以降に作成した個人開発者アカウントは、製品版アクセスを申請する前に、12人以上のテスターが14日間続けてオプトインしているクローズドテストを実施する必要があります。組織アカウントは対象外です。内部テストは条件に含まれません。さらに、内部テストにオプトインしている人は、オプトアウトするまでクローズドテストの対象になりません。
ステップ1:クレジットを獲得する、またはアップロード枠を購入する
無料での掲載はクレジットで支払います。クレジットは他の開発者のアプリで初回テストを完了するごとに5クレジット獲得でき、毎日の起動ごとではなくアプリごとに1回だけ付与されます。テスター12人の標準的な無料アップロードは60クレジットです。上位の枠はさらに必要になります。
- テスター12人で60クレジット
- テスター15人で75クレジット
- テスター20人で100クレジット
- テスター30人で150クレジット
- ProとPremiumはクレジットを使わず、購入したアップロード枠を使います
ステップ2:Play Consoleでクローズドトラックを設定する
クローズドテストのトラックを作成し、AABをアップロードします。次に「テスター」の「Google Groups」から Closed Test Pro の Google Group を追加します。グループを一度紐づけておけば、あとからテスターを入れ替えるときに再審査を待つ必要がありません。12件のアドレスを手作業で並べたリストでは、これができません。
ステップ3:ストアページのリンクを送信する
アプリにPlay Storeのストアページのリンクを貼り付けます。Closed Test Proがコミュニティのテスターをあなたのアプリに割り当て、テスター自身がオプトインします。APKをこちらで預かることはなく、配信はすべてGoogle Play内で完結します。
ステップ4:14日間のDaily Testing
各テスターはアプリを開き、一定時間フォアグラウンドに置いてからその日の完了を記録します。2週間続けられるように条件はあえて短くしてあり、リマインダーが1日2回届くので誰も忘れないようにしています。
- 1日目と2日目は30秒、3日目以降は20秒の利用
- 2日目、5日目、10日目はPlay Storeのストアページも開いて、はじめてその日が加算されます
- リマインダーは各テスターの現地時間の午前9時と午後6時に届きます
- 離脱は終了時ではなく当日に分かります
ステップ5:Task Hubで連続記録の先のフィードバックを得る
Daily Testingは連続記録を維持するための仕組みです。Task Hubでは具体的な依頼ができます。非公開の文章によるフィードバック、特定の画面の確認、スクリーンショット、修正版を出したあとに最新ビルドを取得してもらう依頼などです。タスクはテスターにとって任意で、投稿にはSparksが必要なため、毎日の条件を置き換えることなく別枠として扱えます。
ステップ6:製品版アクセスを申請する
14日間を問題なく終えたら、Play Consoleから申請します。申請では何を学び何を変えたかを問われます。ここで日付入りの活動データと実際のテスターのフィードバックが役に立ちます。テスト自体に問題がなくても、内容が曖昧な申請は差し戻されます。
